【シーチングの6つの特徴】生地の用途と選び方を徹底解説!

ソーイングにシーチング生地を使うことが多いけど、理由を教えて!

シーチング生地は何を作るのに向いている?

シーチングのおすすめ生地は?教えて!

手芸屋さんで比較的安い価格で多種多様な生地から選ぶことができるシーチングですが、実はソーイング初心者にも扱いやすく、さまざまな用途で利用できます。

この記事では、シーチング生地を適切に、使えるように以下の解説をしていきます。ぜひ、本記事を参考頂いて、シーチング生地を使ってみてください。

この記事を読んでわかること
  • シーチング生地の特徴
  • シーチング生地のおすすめの用途
  • おすすめのシーチング生地

ブロード生地の解説はコチラ!

タップできる目次

シーチングとは

シーチング(sheeting)は、比較的安価な素材であるさらし綿布の一種で薄地の平織生地です。従来は敷布団のシーツ用生地として利用されていたのでシーチングと名が付いています。

生地の織り方の種類|全3種

平織りシーチング、ブロード、オックスなど
綾織りフランネル、デニムなど
繻子織り(朱子織り)サテンなど

シーチングの特徴|メリットは4つ

手頃な値段

他の織物に比べて手頃なのがシーチングの最大の魅力です。仮縫いに利用したり、大きいサイズの洋服に使いやすい素材となります。

豊富な色柄

多くの色柄から選べるのもシーチングの魅力です。

優れた着心地

シーチングは単糸、単太の糸を使用した平織りの広幅綿布であるため着心地と吸水性に優れているのが特徴であり、同じ平織生地の「ローン」や「ブロード」に比べると織り密度が粗く、通気性に優れます。

豊富な生地の種類

シーチング生地は、多種の生地厚を選ぶことができるためさまざまな用途にアレンジできます。

シーチング生地の厚み:3.5~5oz

シーチング生地は低価格のカジュアルウェア衣料に用いられることが多く使い勝手の良いため、ソーイング初心者に人気の高い生地です。

シーチングの特徴|デメリットは2つ

シワになりやすい

シーチングは皺(シワ)になりやすく、アイロンによるシワ伸ばしが必要となります。シーチングの中でも、細番手の糸で織られた生地は比較的シワになりにくいので用途に合わせて選んでください。

ポリエステルの含まれたシーチング生地は、シワになりにくく、カラーバリエーションも多いので用途によって素材を使い分けてください。

縮みやすい

シーチングは通気性がよい反面縮みやすく、縮みを考慮して使用することが大切です。 

シーチング向きの作品

シーチングは薄手のため、裏地や小物入れに向いています。生地の価格もリーズナブルなため、異なるデザインを制作することもできます。

裏地洋服やカバンの裏地
洋服ブラウス、など
雑貨小物マスク
巾着(シューズ入れ)
エコバック、トートバック
ランチョンマット
シーチング向きの作品

おすすめのシーチング生地

白生地の裏地用ならこれがおすすめです。

白色シーチング

素材綿100%
生地の種類平織り
カラー白布
無地
用途裏地、トワル用
規格生地有効幅 110 cm
10cm単位 切り売り

カラーシーチング

小物の製作には染色を施したシーチングが適します。

素材綿100%
生地の種類平織り #20
カラー
無地
用途小物や洋服の裏地
規格生地有効幅 90 cm
10cm単位 切り売り



Q&A|よくある質問と回答

シーチング(普通地)とミシン糸とミシン針の組み合わせは?

目安はこちら

ミシン糸ポリエステル糸 60〜90番
綿糸、絹糸   50〜60番
ミシン針11〜14番

まとめ

本記事では、シーチングの特徴を解説するとともに、シーチングを使ったおすすめの製品について紹介しました。シーチングの特徴を考慮しながらソーイングに利用しましょう。

シーチングの特徴
  • 通気性がよく柔らかい生地
  • 生地が薄いため接着芯や裏地付けが用途によって必要
  • 薄手のシャツが作れるがシワ・ゆがみ・透けに注意

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