『もしもアフィリエイト』は、初心者でも手軽に利用できると評判のASPですが、検索すると「危ない」というキーワードも目にします。
本記事では、もしもアフィリエイトがなぜ危ないと噂されるのか、根拠を明確にしながら、実態を徹底分析していきます。
初心者にも分かりやすく、安心して利用するためのポイントまで詳しく解説します。
もしもアフィリエイトとは?運営会社と基本情報
もしもアフィリエイトの基本情報を整理し、なぜ信頼できる企業であると言えるのかを説明します。
運営会社「株式会社もしも」について
株式会社もしもは2004年に設立され、長い運営実績を誇る安定企業です。親会社は東証プライム上場の株式会社スクロールであり、資本金も5億円超と健全な財務基盤を有しています。
また、コンプライアンス体制もしっかり整備しており、違法行為とは無縁の企業であることが分かります。反社会的勢力との排除や、広告主の法令遵守確認も徹底しており、信頼性は高いです。
もしもアフィリエイトの主な特徴
- W報酬制度により通常報酬に12%上乗せ
- Amazonや楽天市場と簡単に提携できる
- 振込手数料が無料、最低支払額は1円(住信SBIネット銀行の場合)
- 初心者向けサポートが充実
- セルフバック(自己アフィリエイト)機能あり
こうした特徴から、初心者でも成果を出しやすい環境が整っていると言えます。
なぜ「危ない」と言われるのか?
実は、もしもアフィリエイト自体に違法性や詐欺性があるわけではありません。危ないと言われる理由は、運用上の注意点や、アフィリエイト業界特有のリスクにあります。次章から詳しく解説していきます。
もしもアフィリエイトが「危ない」と言われる5つの理由
もしもアフィリエイトに対する誤解や懸念は、主に次の5つに集約されます。
支払いサイクルが遅い
もしもアフィリエイトの支払いは「成果確定月の翌々月末払い」となっています。他のASP(例:afbは翌月末払い)と比べると、受け取りまで時間がかかるため、不安に感じるユーザーもいます。
また、最低支払額(通常1,000円)に到達しないと振込されないため、少額案件中心の場合は報酬受け取りまで時間がかかるリスクも存在します。
案件数が少ない
業界最大手のA8.netなどと比較すると、もしもの案件数はやや少なめです(例:A8.net 約25,000案件、もしも 約8,000案件)。選べるジャンルや広告主が限られるため、希望の案件が見つからない可能性があります。
特にニッチなジャンルや高単価案件を狙う人には物足りないと感じるかもしれません。
特定案件の報酬率が低い
たとえばYahoo!ショッピング案件では、バリューコマース経由に比べて報酬率が低いことが指摘されています。Amazonアフィリエイトでも、本家経由の方が一部キャンペーン適用などで有利な場合があります。
つまり、案件によっては他ASPを使ったほうが収益が伸びるケースもあるということです。
広告主の支払い遅延リスク
もしもアフィリエイトの利用規約には、広告主がもしもに支払いを遅延した場合、アフィリエイターへの支払いも停止できる条項が存在します。広告主側の問題がアフィリエイターに影響を及ぼすリスクがあるため、不安材料と見られています。
アフィリエイト業界特有のリスク
- 成果非承認(広告主都合で成果が認められない)
- 法令遵守(景品表示法、薬機法、著作権法など)
- 収益の不安定性(収入が安定しにくい)
これらは、もしもアフィリエイトに限った問題ではなく、アフィリエイト業界全体に共通するリスクです。しかし、初心者にはこの違いが分かりづらく、「もしもアフィリエイト=危ない」というイメージが先行してしまうことがあります。
もしもアフィリエイトのメリット・デメリット
メリットとデメリットを整理し、どのような人に向いているのかを考察します。
メリット
- 初心者に優しい設計
- W報酬制度で収益アップが狙える
- 振込手数料無料、最低支払額が低い
- Amazonや楽天と簡単に提携できる
- 自己アフィリエイト(もしもキャッシュバック)が利用可能
デメリット
- 支払いまで時間がかかる
- 案件数が少ない
- 特定案件の報酬率が低い場合がある
- 広告主起因の支払いリスクが存在する
どんな人に向いているか
- アフィリエイト初心者
- Amazon・楽天の商品紹介をメインに考えている人
- 報酬発生ハードルを下げたい人(住信SBI利用時)
- 少額でも確実に収益を受け取りたい人
逆に、ニッチなジャンルを攻めたい中上級者や、超高単価案件を狙う人には、もしもアフィリエイトだけでは物足りない可能性があります。
もしもアフィリエイトを安全に使うためのポイント
もしもアフィリエイトを安全に活用するためには、次の点に注意することが重要です。
期待値を正しく設定する
最初から大きく稼ごうとは考えず、まずは小さな成果(例:Amazonの商品紹介で数百円~数千円の収益)を目指しましょう。成功体験を積み重ねることが大切です。
他ASPと併用する
A8.net、afb、バリューコマースなど、他のASPにも登録しておき、案件や報酬条件を比較しましょう。一つに絞るよりも、リスク分散になります。

広告主や案件を自分でチェックする
ASPの審査を鵜呑みにせず、紹介する商品の品質や企業の評判を自分でも調べるようにしましょう。違法・誇大な広告を紹介してしまうと、自分の信用にも傷がつきます。
ルールを守る
景品表示法、薬機法、ステマ規制、著作権法など、関連法規をしっかり理解して運営しましょう。もしもアフィリエイトの利用規約も必ず確認しておくべきです。
セキュリティ対策を怠らない
パスワード管理、個人情報管理は徹底しましょう。不正ログインや情報漏洩は自己防衛が第一です。
まとめ
もしもアフィリエイトは、運営会社や仕組み自体に違法性や詐欺性はありません。「危ない」という噂の多くは、運用面でのリスクや、アフィリエイト業界全体に共通する課題に由来しています。
初心者にとっては非常に使いやすいASPであり、Amazon・楽天連携を武器に、小さな成功を積み上げたい人には向いているサービスです。
ただし、支払いサイクルの遅さや案件数の少なさなど、もしもアフィリエイト特有のデメリットも理解したうえで利用することが大切です。正しく理解し、リスクを管理すれば、安心して活用することができるでしょう。