草壁シトヒ使っているレンタルサーバーが遅く感じたり、料金が高いなと思ったら「サーバー移行」のタイミングだね。でも、ドメインを変えずに安全に引越しするのは難しそうと不安になっていませんか?
ブログを長期間運営していると、サイトのアクセス数が増えてサーバーが重くなったり、よりサービス内容やサポートが充実した他社のレンタルサーバーへ乗り換えたくなることがあります。しかし、多くの初心者ブロガーにとって「サーバー移行」は、データが消えてブログが真っ白になってしまうのではないかという恐怖を伴う大きな壁です。
特に、現在の検索エンジンからの流入やURLを維持するためには、「ドメインをそのままで中身だけを移行する」という手順が必要不可欠になります。これを間違えてしまうと、ブログのSEO評価がリセットされるだけでなく、何日もアクセスできないダウンタイムを生んでしまう危険性があるのです。
今回は、現在のドメインを維持したまま、安全かつスマートに新しいレンタルサーバーへWordPressブログを移行する具体的な手順を分かりやすく解説します。自分で行う自動移行の方法から、プロにすべて丸投げする安全なルートまでまとめましたので、ご自身のスキルに合わせた移行方法を見つけてみてください……。
ドメインそのままでサーバーを移行する全体の流れ
サーバー移行と聞くと、難解な設定が無限に続くようなイメージがあるかもしれませんが、ドメインを変えない移行プロセスは、大きく以下の3つのフェーズに整理できます。
- データ移転(新旧並行稼働期間):新旧両方のサーバーが使える状態で、ブログのファイルやデータベースの内容を新サーバーへ丸ごとコピーします。
- 動作確認とテスト:ドメインの向け先を変える前に、新サーバー上でブログが正しく動いているか裏側からチェックします。
- DNS(ネームサーバー)変更:ドメインの「向け先」を新サーバーに切り替えます。情報が世界中に広まるまで少し待てば移行完了です。
このフェーズの中で、「DNS(ネームサーバー)を切り替えるまでは、現在のブログは何の影響もなく動き続けている」という点を覚えておいてください。つまり、切り替える前であれば、どれだけ新サーバー側でミスをしても元のブログが壊れることは絶対にありません。そう考えると、少し気持ちが楽になるのではないでしょうか。
サーバー移行を自分で行う5つのステップ
ここからは、最も一般的である「各レンタルサーバーの簡単移行ツール」を使って、自分で移行作業を行う際の手順を詳しく解説します。
現行ブログの完全バックアップを取る
何よりも先に、まずは現在のブログのデータを手元に保存しておきましょう。これが「命綱」になります。WordPressプラグインの「UpdraftPlus」などを使用して、ファイルとデータベース(SQLファイル)の両方を必ずローカルPCにダウンロードしてください。これさえあれば、万が一移行中に最悪のトラブルが起きてもサイトを100%復旧できます。
新サーバーの契約とドメイン追加設定
乗り換え先となる新しいレンタルサーバー(エックスサーバーやConoHa WINGなど)を契約します。契約完了後、管理画面にログインし、「ドメイン設定」から現在使用しているドメインを追加登録します。この時点では、ネームサーバーを変更していないため、ドメインを追加してもまだ新サーバーへの接続は発生しません。
「簡単移行ツール」でデータ移転を実行
最近の主要なレンタルサーバーには、「WordPress簡単移行」という非常に便利な自動移行機能が備わっています。新サーバーの管理画面で「移行元のWordPressログイン情報」を入力するだけで、システムが自動で全てのデータ(テーマ、プラグイン、画像、記事)を新サーバーへ引っ張ってきてくれます。FTPソフトを使って手動でファイルをアップロードするような面倒な作業は一切不要です。
ネームサーバー変更前に新サーバーで動作テスト
ネームサーバーを切り替える前に、新サーバー上でブログが正常に表示されるか、バグがないかをチェックします。自分のPCの「hostsファイル」を書き換えて一時的にドメインの向け先を強制変更するか、レンタルサーバー各社が提供する「テスト用URL機能(動作確認URL)」を使用して、崩れやエラーがないかを慎重に確認してください。ここを怠ると、切り替えた瞬間にサイトが動かなくなって大慌てすることになります。
ネームサーバー(DNS)の切り替え
テストで問題がなければ、いよいよドメインの管理会社(お名前.com、ムームードメインなど)の管理画面にログインし、ネームサーバーのアドレスを「新しいレンタルサーバー指定のアドレス」へ書き換えます。これで、世界中のアクセスがゆっくりと新しいサーバーへと向くようになります。エックスサーバーへ移行する場合の具体的な切り替え入力値や反映トラブル対策は、こちらのエックスサーバーのネームサーバー設定とトラブル対処法で詳細にまとめています。
サーバー移行中の最大の注意点:プロパゲーション(浸透期間)
ネームサーバーを変更した直後、設定がインターネット上に完全に浸透するまでには、最大24時間〜48時間程度のタイムラグがあります。この期間のことを「プロパゲーション(浸透期間)」と呼びます。
この期間中、アクセスする訪問者のインターネット回線やデバイスによって、ある人は「新サーバー」、またある人は「旧サーバー」へアクセスするという、不安定な状態が続きます。そのため、以下の2点については必ず守るようにしてください。
- ネームサーバー変更後、少なくとも2日間はブログの記事更新やデザイン変更を行わない。(旧サーバー側に書き込まれてしまい、データが消える可能性があるため)
- 旧サーバーは、ネームサーバーを変更してから最低でも「1週間以上」は解約せずにそのまま維持しておく。



焦ってすぐに旧サーバーを解約してしまうと、まだDNS情報が更新されていない一部の読者が、ブログにアクセスできなくなってしまうからね。十分な猶予を持って臨むのが移行のコツだよ。
自力でのサーバー移行が不安な場合の対処法
「簡単移行ツールがあると言われても、hostsファイルの編集やネームサーバーの変更なんて難しくて自分では絶対にできない」と不安になってしまう方も多いのではないでしょうか。そんなときは、以下の安全なプロの手を借りるのが賢明な判断です。
選択肢①:レンタルサーバー各社の有料移行代行オプション
多くのレンタルサーバー会社では、サポートの一環として「WordPress移行代行オプション(有料)」を提供しています。エックスサーバーやConoHa WINGでも、約1万〜3万円程度の追加料金を支払うことで、スタッフが手動で移行作業を代行してくれます。公式のサービスだから安心感がありますが、ネームサーバーの切り替え自体は自分でドメイン会社に行って行う必要があるなど、完全丸投げにはならない場合もある点に注意してください。
選択肢②:専門の移行代行サービス「サイト引越し屋さん」を利用する
ドメインの切り替えから、メールアドレスの引越し、PHPのバージョン更新によるプラグインのエラー対策まで、すべてを完全に丸投げしたい場合は、サーバー移行専門の代行会社である「サイト引越し屋さん」に相談するのが最善の選択肢です。
サイト引越し屋さんは、日本で最も実績のあるWordPress移行代行サービスで、万が一のトラブルに備えて最大1億円の賠償責任保障制度を導入しているのが特徴です。自分で作業してデータを壊してしまうリスクや、何十時間もかけて悩むコストを考えれば、最初からプロに依頼した方が圧倒的にコストパフォーマンスが高いと言えます。興味がある方は、詳しい評判をまとめた「サイト引越し屋さんの口コミ評判レビュー」の記事も読んでみてください。
よくある質問(FAQ)
ドメインそのままでのサーバー移行で、特によく寄せられる質問をまとめました。
まとめ|バックアップさえ取ればサーバー移行は怖くない
ドメインを変更せずにサーバー移行を行う手順について解説してきました。
サーバー移行は、一見すると非常に複雑で危険な作業に思えますが、「移行前に完全なバックアップを取る」「ネームサーバー切り替え前にテストする」という2つの鉄則さえ守れば、サイトが完全に消失するような失敗は防ぐことができます。
もし「やはり手順を読んでも怖くて手が動かない」と感じるなら、無理をせず「サイト引越し屋さん」のようなプロの力を借りて、安全・確実に快適な新サーバー環境を手に入れてください。君のブログがより速く、快適に生まれ変わることを心から応援しているよ……!




